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1年前に亡くなった父は父方のお墓に納骨しましたが、この先母が亡くなった場合、母の意向として、母方のお墓(自分の父と母が納骨されているお墓)を選んでも問題ないのでしょうか?夫婦で同じお墓に入りたくない場合の選択肢を知りたいです。

1年前に亡くなった父は父方のお墓に納骨しましたが、この先母が亡くなった場合、母の意向として、母方のお墓(自分の父と母が納骨されているお墓)を選んでも問題ないのでしょうか?夫婦で同じお墓に入りたくない場合の選択肢を知りたいです。

相談者基本情報

  • 名前(仮名)
    佐藤 純子(さとう じゅんこ)
  • 年齢
    45歳
  • 性別
    女性
  • 職業
    事務職員
  • 年収
    約450万円

家族構成

  • 配偶者
    なし
  • 子供
    なし

お墓の親族の情報

  • 父(故人、1年前に逝去)、母(健在、70歳)、兄(47歳)

特記事項

  • 兄は近くにいるが、結婚して子供もいる。

価値観と優先順位

  • 独身で子供がいない佐藤様は、家族との絆を重視しつつも、自立した決断を行うことを優先している。

趣味と関心事

  • 趣味
    読書や庭いじりを楽しんでいる。
  • 関心事
    文学作品に深い興味を持ち、自然と触れ合うことで心の平穏を保っている。

お墓の維持管理に関する経験

  • 兄と協力して父のお墓の手入れを行ってる。
  • お墓の維持管理の重要性と、それに伴う責任感について学んでいる。

コミュニケーション手段

  • 主に電話とメールを使用している。

回答

夫が先に亡くなり、すでに夫の家族のお墓に納骨されている場合、将来的に奥様が亡くなった時の納骨先について、二つの主な選択肢が考えられます。どちらの選択も個人の希望や家族間の合意に基づくものですので、生前に家族としっかりと話し合っておくことが重要です。

夫のお墓に入る

多くの場合、夫婦は同じお墓に入ることを選びます。これは夫婦が一緒にいることを象徴し、家族の絆を表現する伝統的な方法です。夫のお墓に納骨する場合、特に新たな手続きを踏む必要はありませんが、お墓のスペースや管理の詳細について家族内で確認しておくことが望ましいです。

自分の親のお墓に入る

一方で、奥様が自分の親が納骨されているお墓に入りたいと望む場合もあります。これは個人の感情や家族への帰属意識が強く影響する選択であり、自分のルーツや出身家族とのつながりを重視する形です。この選択を行う場合は、事前に奥様の出身家族としっかりと話し合い、そのお墓にまだスペースがあるか、また納骨に関するルールや条件を確認し、必要な同意を得ることが必要です。

自分の親のお墓に入る選択した場合の懸念事項

維持管理の課題
  • 管理責任の所在
    自分の親のお墓に入る場合、そのお墓の管理責任が誰にあるのかを明確にしておく必要があります。管理が分散していると、誰が何をすべきかの混乱が生じ、お墓の状態が悪化する原因となります。
  • 維持の具体的な手続き
    お墓の清掃や草取り、修繕など、具体的な維持管理の手続きを計画的に行う必要があります。これには、定期的な作業スケジュールの作成や、必要に応じた専門業者の利用が考えられます。
  • 将来的な継承者の不在
    自分の子どもがいない場合や、他の親族が引き継ぐ意向がない場合、将来的にお墓を誰が継ぐかが問題になります。この点を早期に検討し、解決策を見つけておくことが重要です。
年間管理料の問題
  • 管理料の増加
    管理するお墓の数によって、年間の管理料が増加することがあります。そして値上がりする場合も考えられます。増加する原因として、管理組合の方針変更や、維持にかかるコストの上昇が挙げられます。
  • 支払い能力
    家族内で経済的な状況が異なる場合、管理料の支払いが困難になることがあります。そのため、家族間で費用を分担する具体的なプランを立て、必要に応じて支援を行うことが求められます。
対処法
  • 事前の合意形成
    維持管理や管理料に関する事項は、事前に家族間でしっかりと話し合い、合意形成を図ることが不可欠です。この合意は文書化しておくことで、将来のトラブルを避けることができます。
  • 定期的な家族会議
    お墓の管理に関する進捗や問題を共有するために、定期的な家族会議を設けることが有効です。これにより、全員が同じ情報を共有し、必要に応じて迅速に対応できます。
  • 専門家のアドバイスの活用
    お墓の管理に関して不明点がある場合は、専門家のアドバイスを求めることも一つの方法です。石材店や墓地管理事業者に相談することで、専門的な知見を得ることができます。

ベストな選択をするために

どちらの選択をするにせよ、家族とのオープンなコミュニケーションが非常に重要です。生前にお墓の話をすることは心理的な抵抗があるかもしれませんが、早めに意向を共有し、家族全員が納得のいく形で決定を下すことで、将来的な混乱や意見の不一致を防ぐことができます。

結論

夫婦が異なるお墓に入ることは、それぞれの個人的な希望に基づくもので、どちらの選択もその人の人生観や家族への思いが反映されたものです。このような大事な決定に際しては、家族との対話を大切にし、それぞれの意向を尊重することが最も重要です。亡くなった後にスムーズに事を進めるためにも、生前にしっかりと計画を立て、家族間で合意を形成しておくことをお勧めします。

この記事の監修者

山崎 修
山崎石材 代表
墓石デザインプロデューサー

石一筋135年の石材店が次世代に思いを継ぐ墓づくりを提案 創業135年(2023年現在)、北海道を代表する石材店として滝川市で歴史を刻み「お墓は人生の物語」をテーマに墓石デザインプロデューサーとして、大切な人の想いを未来の家族に届けるお墓づくりを目指します。

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