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わたしには長年連れ添った内縁関係のパートナーがいます。将来的に籍をいれる予定はなく事実婚です。この場合、将来的にパートナーの家のお墓に一緒に入ることは可能ですか?また、パートナーには前妻との間に息子が一人います。

わたしには長年連れ添った内縁関係のパートナーがいます。将来的に籍をいれる予定はなく事実婚です。この場合、将来的にパートナーの家のお墓に一緒に入ることは可能ですか?また、パートナーには前妻との間に息子が一人います。

相談者基本情報

  • 名前(仮名)
    村上 由美子(むらかみ ゆみこ)
  • 年齢
    38歳
  • 性別
    女性
  • 職業
    公立学校の教師
  • 年収
    約500万円

家族構成

  • 内縁の夫
    40歳、会社員

お墓の親族の情報

  • 両親
    両親は健在(将来父方のお墓に入る予定)

特記事項

  • 内縁関係の夫と同じお墓に入りたい

価値観と優先順位

  • すべての人に平等な扱いを求める公正な価値観を持っている。

趣味と関心事

  • 趣味
    教育者としての見識を広げるため、また個人的な興味からも多岐にわたるジャンルの本を読むことを楽しんでいる。
  • 関心事
    日本の伝統文化や歴史に深い興味を持ち、休日は美術館や歴史的な場所を訪れている。

お墓の維持管理に関する経験

  • 両親は父方のお墓に入る予定であるため、そのお墓の維持管理に関しては親族間で情報を共有し、時々手入れに参加しています。

コミュニケーション手段

  • 職業柄、デジタルツールを活用する一方で、個人的なコミュニケーションは直接的な会話を重視している。

回答の前に…。

内縁関係

「内縁関係」とは、法的な結婚手続きを経ずに、夫婦としての生活を共にするカップルのことを指します。このような関係は、しばしば「事実婚」とも呼ばれ、法的な婚姻とは異なり、籍を入れる手続きを省略している点が特徴です。内縁関係では、一部の法的保護や義務が欠けていることもあるため、その扱いや認識は国や地域によって異なります。

「なぜ籍を入れないのか。結婚すればいいのでは?」と思う人は多いかもしれません。しかし、カップルや個人にはそれぞれの価値観や考え方があり、結婚が必ずしも最善の選択ではない場合もあります。ここでは、なぜ一部の人々が内縁関係を望むのか、一般的な要因を記載します。

  1. 法的手続きの回避
    結婚には法的な手続きや費用がかかります。籍を入れないことで、これらを避けることができます。
  2. 財産権の独立性
    内縁関係では、通常、結婚した場合に生じる法的な財産共有がないため、各々の財産権を維持することができます。
  3. 解消の簡易性
    関係が終わった際に、離婚の法的手続きを経る必要がなく、比較的簡単に関係を解消することが可能です。
  4. 個人の自由
    結婚による社会的な期待や義務から逃れ、より自由な関係を保ちたいと考える人もいます
  5. 心理的な圧力の軽減
    結婚という公的な契約による圧力を感じずに、自然体でパートナーとの関係を築きたいという人もいます。
  6. 社会的な慣習や信条
    一部の人々は、宗教的な理由や個人的な信念により、結婚を望まない場合があります。

回答

内縁関係の場合、一緒のお墓に入れるか入れないかを定める明確な法律はありません。 そのため、内縁関係で一緒のお墓に入れるかどうかは霊園の規約と親族の理解によることとなります。

霊園の規約

誰がお墓に入ることができるかについて具体的な規則を設けています。これには通常、血縁関係や法的な家族関係が含まれるため、事実婚の関係では入墓の許可が必要になる場合があります。
多くの場合、墓地や霊園では「6親等内の血族や3親等内の姻族」が埋葬を許されています。

6親等内の血族とは

血族とは、血のつながりを持つ家族を意味します。6親等内には、曽祖父母、曾々祖父母、そしてさらにその親などが含まれます。つまり、遠い親戚でも血のつながりがあれば、6親等内に該当することがあります。

3親等内の姻族とは

姻族とは、結婚によって家族になった人々を指します。3親等内には、配偶者の両親(義理の親)、祖父母、子供の配偶者などが含まれます。結婚を通じて家族となった人々が、3親等内の姻族にあたります。

これらの規定は、墓地や霊園が設定するものなので、施設によって異なることがあります。そのため、具体的な規定は各墓地や霊園に確認する必要があります。

親族の理解

お墓の承継者の許可が重要なポイントです。たとえパートナーが現在のお墓の承継者であったとしても、将来的にその息子がお墓を継ぐ可能性があります。村上様はパートナーの息子と血縁関係がないため、将来的に問題が発生する可能性があります。そのため、お墓の利用については、パートナーの息子を含む他の親族との事前の話し合いが不可欠です。このような話し合いを通じて、将来のトラブルを防ぎ、すべての関係者が納得のいく解決策を見つけることが重要です。

新たなお墓を建てる

霊園の規約を遵守することは必要ですが、二人だけで入ることができるお墓の選択肢を探してみるのも良いでしょう。

まとめ

近年、お墓の形態は多様化しており、内縁関係であっても悲観する必要はありません。二人のためのお墓を検討することが可能です。新しい選択肢を探ることで、ふたりが共に眠る場所を見つけることができるでしょう。

この記事の監修者

山崎 修
山崎石材 代表
墓石デザインプロデューサー

石一筋135年の石材店が次世代に思いを継ぐ墓づくりを提案 創業135年(2023年現在)、北海道を代表する石材店として滝川市で歴史を刻み「お墓は人生の物語」をテーマに墓石デザインプロデューサーとして、大切な人の想いを未来の家族に届けるお墓づくりを目指します。

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