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納骨の方法

相談者
母が亡くなり納骨をすることになりましたが、初めての経験です。
お墓に納骨する際、骨壺のままで納めるのでしょうか?

相談者プロフィール

名前(仮名) 渡辺 茜(わたなべ あかね)
年齢 52歳
性別 女性
職業 パート
年収 約100万円
家族構成
  • 夫(55歳、公務員): 安定した公務員として長年働いている。家族の支えとして、特に経済面で家庭を支える役割を担っている。
  • 娘(28歳、主婦): 結婚して家族を持ち、自身も家庭を大切にしながら主婦として生活している。母である茜と頻繁に連絡を取り、家事や日々の生活についてアドバイスし合っている。
  • 息子(26歳、会社員): 会社勤めを始めて数年が経ち、独立して生活している。母との関係は良好で、時々実家に帰り、家族の集まりに参加している。
お墓に関する親族の情報 渡辺様のお母様が亡くなり、これをきっかけに民間霊園に新たにお墓を建てることになりました。渡辺様にとって、お墓を建てるという経験は今回が初めてであり、全く未知の領域です。お母様の供養を大切にしたいという思いから、お墓を立てるにあたり、できるだけ丁寧に情報を集め、正しい手順で進めたいと考えています。
価値観 年齢に関係なく、常に新しいことを学び続けることに価値を見出しています。自分自身のスキルや知識を向上させるために時間を惜しまず、特に生活の質を向上させるような知識を得ることを重視しています。例えば、健康管理や家事効率化に関する情報を積極的に収集し、それを日常生活で実践することで、家族の健康や生活の快適さを向上させたいと考えています。
優先順位 最も優先しているのは家族との時間です。家族が安心して生活できるように配慮しつつ、特に子供たちや夫との絆を深めることに重きを置いています。また、家族だけでなく、友人や地域コミュニティとのつながりも大切にしており、定期的に交流を持つことで信頼関係を築くことにも努めています。最近では、地域の集まりに積極的に参加し、周囲との交流を楽しむようになりました。
趣味 SNSで見つけたレシピに挑戦することが趣味。渡辺様は、特に料理に関して新しいものに挑戦することが好きです。SNSで話題になっている料理や、健康的なレシピを見つけては、実際に作って家族に振る舞うことが日々の楽しみです。SNSを通じて他の主婦や健康志向の人たちと交流することも増え、そこで得た情報を自分の生活に役立てています。
関心事 フィットネスや健康管理に強い関心を持っており、これまでに何度かフィットネスプログラムに参加したり、食生活を見直したりしてきました。彼女は特に家族全員の健康維持に対する責任感が強く、栄養バランスを考えた食事や適度な運動を家族にも取り入れるよう心掛けています。また、健康関連の書籍や番組をチェックし、日常生活に取り入れています。
お墓の維持管理に関する経験 これまでお墓に関しては大きな経験がなく、家族でお盆の時期に納骨堂にお参りに行く程度でした。お墓の維持や管理はあまり意識しておらず、今回の納骨やお墓の建設は渡辺様にとって初めての大きな決断となります。お墓の管理や手続きについては不慣れな部分が多く、慎重に情報収集を行いながら対応しようとしています。
コミュニケーション手段 SNSを日常的に活用しており、主に家族や友人とのやり取りはメッセージアプリを使用しています。特に娘とはSNSを通じて頻繁に連絡を取り、料理のレシピや健康に関する情報を共有しています。また、重要な話や具体的な相談事は電話を使用することが多く、納骨やお墓に関する事柄も電話で相談しながら進めています。時にはビデオ通話も利用し、家族や遠方に住む親族とコミュニケーションをとっています。

修先生の回答

修先生
こんにちは、山崎石材の山崎修です。
納骨に関するご質問ありがとうございます。初めての納骨で不安や疑問を感じるのは自然なことです。ただ、霊園や寺院、もしくは専門の石材店に相談すれば、あまり深く悩まずに進められることも多いですよ。

基本的な納骨方法は、大きく分けて次の3種類です。

  1. 骨壺ごと納める方法
  2. 納骨袋に遺骨を移して納める方法
  3. 遺骨を直接お墓にまく方法

どの方法を選ぶかは、地域や霊園、寺院の習慣に大きく影響されるため、納骨する場所によって違いがあります。

例えば、関東地方では、焼骨を全て拾い、骨壺ごと納骨するのが主流です。
一方で、関西地方では、体の一部だけを拾うため、納骨袋に入れて納める方法が一般的です。
また、北海道のような寒冷地では、骨壺が寒さで割れてしまう可能性があるため、納骨袋を使うことが多いです。

少数ですが、遺骨をカロート(お墓の納骨室)に直接まくという方法を取る地域もあります。

骨壺を使う場合のメリット・デメリット

メリット
  • 後から遺骨を取り出したい場合や、改葬する際に扱いやすい。
  • 誰の遺骨かが一目でわかる。
デメリット
  • 湿気がこもりやすく、カビが生えやすい。
  • カロートのスペースを多く取るため、納められる遺骨の数が限られる。

納骨袋を使う場合のメリット・デメリット

メリット
  • 通気性が良く、カビが生えにくい。
  • カロートのスペースを有効に使えるため、より多くの遺骨を納められる。
デメリット
  • 木綿で作られた袋は、時間とともに破れやすくなる。
  • 遺骨を取り出す際にバラバラになりやすい。

どの方法でも、最終的にはご遺骨を丁寧に納め、しっかりと供養することが重要です。納骨に関する細かなルールや習慣は、霊園や寺院、石材店の専門家に確認すれば、その場所に適した方法を教えてくれるので、そこまで悩む必要はありません。担当者に相談しながら、最適な方法を選んでくださいね。

修先生が答える!納骨に関する質問コーナー

加藤
修先生!納骨の日取りはどうやって決めたら良いですか?
修先生
納骨の日取りは、一般的に四十九日法要や一周忌など、仏教の儀式に合わせることが多いです。ただ、家族の都合や霊園・寺院のスケジュールも重要な要素となります。霊園やお寺の運営日や空き状況を確認し、事前に予約を取ることが必要です。特にお盆や年末年始は混雑するため、早めの相談が望ましいでしょう。また、仏教的には六曜(六つの暦注)を気にする人も多く、大安や友引の日を選ぶ人が多いですが、宗教によっては気にしないケースもあります。家族の信仰に合わせて日程を決めるのが良いでしょう。
加藤
修先生!納骨の儀式にはどのような準備が必要ですか?
修先生

納骨の儀式を行う際には、以下の準備が必要です。

  1. お供え物:果物やお花、お線香などを準備します。季節の果物や故人が好きだった食べ物を供えることもありますが、特定の宗派ではお供え物に制限がある場合もあります。霊園や寺院に事前に確認しましょう。
  2. 納骨する際の服装:黒を基調とした喪服が基本ですが、カジュアルな服装を避け、落ち着いた色の服装を心掛ければ問題ありません。
  3. 僧侶や司式者の依頼:宗教的な儀式を伴う場合、僧侶や神父などの宗教者に納骨をお願いすることが一般的です。依頼する場合、事前に日程を確認し、謝礼(お布施)も準備しておきましょう。謝礼の相場は地域や宗派によって異なりますが、1万~5万円が目安です。
  4. 人数の確認:納骨に参加する家族や親族の人数も確認しておきましょう。場所によっては人数制限があることもあります。
加藤
修先生!納骨後のお墓参りはどのタイミングでするべきですか?
修先生

納骨後のお墓参りには特定のタイミングはありませんが、仏教では特に以下の時期にお墓参りをする習慣があります。

  • 四十九日や一周忌:仏教では故人が極楽浄土へ旅立つとされる四十九日や、一周忌の際に改めてお墓参りをすることが多いです。
  • お盆:8月に行われるお盆は、先祖供養の一環としてお墓参りをするのが一般的です。
  • 春と秋のお彼岸:春分の日や秋分の日を中心とする彼岸の時期には、多くの人がお墓参りをします。

また、これらの時期に限らず、個人的に大切な記念日や命日など、故人を偲びたい時にお墓参りをするのも良いです。

加藤
修先生!霊園や寺院では納骨の際に供養をお願いするべきですか?
修先生
納骨の際に供養をお願いするかどうかは宗教や家族の意向によります。仏教では、納骨と一緒に僧侶による読経を行うのが一般的で、霊園や寺院に供養を依頼することがよくあります。供養を依頼する場合は、お布施を準備し、適切なタイミングで依頼しましょう。読経や儀式を行わない場合でも、家族で手を合わせ、故人の安息を祈ることは大切です。特に、仏教以外の宗教や無宗教の場合は、霊園や寺院の規則に従い、形式にこだわらずに納骨することも可能です。
加藤
修先生!納骨後に霊園や寺院に維持費を払う必要がありますか?
修先生
はい、納骨後は霊園や寺院に対して、お墓の管理費や維持費を定期的に支払う必要があります。これは、墓地の維持管理や清掃、共有設備の修繕などに充てられます。費用は霊園の種類や運営形態によって異なりますが、民間霊園では年間1万~3万円ほどが一般的です。支払いを滞らせると、最悪の場合、墓地の使用権を失うこともあるため、契約時にしっかり確認しておくことが大切です。
加藤
修先生!納骨前にお墓を掃除する必要がありますか?
修先生
納骨前にお墓を掃除しておくことは、良い習慣です。特に、納骨は故人の魂をお墓に迎える重要な儀式なので、清潔に整えておくことが望まれます。カロートやお墓の外側をしっかりと掃除し、お花やお供え物も新しいものに替えることで、気持ちよく儀式を迎えることができます。掃除の際には、カロートの内部に湿気や汚れがたまっていないかも確認し、除湿剤などを入れておくと良いでしょう。
加藤
修先生!骨壺が古くなってしまった場合、交換するべきですか?
修先生
骨壺が古くなってしまった場合、交換することは可能です。特に、湿気やカビなどで骨壺が劣化している場合、カロート内の衛生状態に影響を与えることがあるため、定期的な点検が重要です。もし劣化が進んでいる場合は、霊園や寺院、もしくは専門の石材店に相談し、新しい骨壺に遺骨を移し替えることが推奨されます。また、納骨袋に変更するなど、状況に応じた対応も検討すると良いでしょう。
加藤
修先生!納骨に立ち会うことは必須ですか?
修先生
納骨に立ち会うことは一般的ですが、必須ではありません。家族や親族が集まって儀式を行うことが多いですが、仕事や遠方のためにどうしても参加できない場合は、霊園や寺院に依頼して代行してもらうことも可能です。立ち会いが難しい場合は、事前に霊園や寺院と打ち合わせをし、納骨後にお参りに行くと良いでしょう。
加藤
修先生!納骨の際にお布施を用意する必要がありますか?
修先生
仏教の儀式として納骨を行う場合、僧侶に依頼して供養をしてもらうなら、お布施が必要になります。お布施の金額は、地域や寺院によって異なりますが、一般的には1万~5万円が相場です。お布施は、感謝の気持ちを表すためのものですので、形式にこだわる必要はありませんが、事前に寺院に確認しておくと安心です。仏教以外の宗教や無宗教の場合は、お布施は必要ないこともあります。
加藤
修先生!納骨袋の中身が破れてしまった場合、どうしたら良いですか?
修先生
納骨袋が破れてしまった場合、霊園や寺院に相談するのが良いでしょう。遺骨を一度取り出し、新しい納骨袋に移すことが可能です。また、専門の石材店などで納骨袋の交換を依頼することもできます。納骨袋が破れてしまっても、遺骨が汚れることがないように慎重に扱うことが大切です。
加藤
修先生!納骨の際、特別な儀式は必要ですか?
修先生
納骨に際して、特別な儀式を行うかどうかは、宗教や家族の希望によります。仏教では僧侶による読経や供養の儀式が行われることが一般的ですが、無宗教や他の宗教の場合、形式にこだわらないこともあります。家族で手を合わせ、故人を偲ぶだけでも十分です。儀式を行いたい場合は、霊園や寺院に相談して進めると良いでしょう。

執筆者

松戸 ゆかり

松戸ゆかり

経歴

  • 山崎石材の代表、山崎修の一番弟子
  • お墓のコンサルティング歴3年
  • 多くの相談者に対して親身な対応を行い、高い評価を得ている
  • 専門知識を活かし、最適な解決策を提案

理念

  • カスタマーファースト!常にお客様の立場に立ち、一人ひとりの声に耳を傾ける
  • お客様のニーズに合わせたサービスを提供し、満足度の向上を目指す
  • お墓に関するあらゆる疑問や悩みに対して、迅速かつ丁寧に対応
  • 家族の絆や先祖供養の重要性を理解し、最適なアドバイスを行う

実績

  • これまでに多くのお墓のコンサルティングを成功させ、お客様から感謝の声を多数いただいている
  • 墓石の選定やデザイン、墓地の選び方など幅広い相談に対応
  • 墓じまいや永代供養など、現代のニーズに応じたサービスも提供

趣味・関心

  • 日本の伝統文化や歴史に深い関心を持ち、お墓の文化や歴史についての知識も豊富
  • 家族と一緒に過ごす時間を大切にし、休日には家族と墓参りや地域のイベントに参加

この記事の監修者

山崎 修
山崎石材 代表
墓石デザインプロデューサー

石一筋135年の石材店が次世代に思いを継ぐ墓づくりを提案 創業135年(2023年現在)、北海道を代表する石材店として滝川市で歴史を刻み「お墓は人生の物語」をテーマに墓石デザインプロデューサーとして、大切な人の想いを未来の家族に届けるお墓づくりを目指します。

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