用語集：家系図（かけいず）

家系図は、家族の系譜（先祖から子孫に至る一族代々のつながり）を示す図です。この図では、先祖から子孫までのつながりが一目で理解できるようになっています。

具体的には、家系図には先祖代々の名前や生没年、結婚や子供に関する情報などが含まれ、多くの場合、家族のルーツをたどる際に役立つ情報が豊富に盛り込まれています。

家系図は、役所で戸籍謄本を集めて情報をたどる方法や、過去帳（故人の戒名や俗名、没年月日、没年齢などが記されているもの）を使ってたどる方法で作成することができます。

また、民法では親族を「配偶者、6親等内の血族、3親等内の姻族」と定めています。家系図に親等を書き足した親等図を作成すると、さらにわかりやすくなります。霊園の多くは管理規定として「埋葬可能範囲は配偶者、6親等内の血族・3親等内の姻族まで」と決められている場合があり、相続の場面でも「親等」は重要です。親等図を参考にしてみてください。