用語集：樹木葬（じゅもくそう）

お墓に納骨する従来の埋葬方法とは異なり、墓石の代わりとして、主に樹木を目印とするお墓のことを「樹木葬」と呼んでいます。

樹木葬は大きく分けて3つの種類に分類されます。

公園型

公園のような自然な雰囲気を持ち、都市部から離れた場所にある場合が多いです。園内では、1～数本の樹木をシンボルツリーとして墓域に植えるスタイルが主流ですが、一部では一区画ごとに樹木を植える霊園も存在します。

ガーデン型

交通の便が良い立地にあることが多く、ガーデニングのような美しい環境で故人を偲ぶことができます。園内はシンボルとなる樹木や美しい植栽で飾られています。

里山型

自然豊かな郊外に位置しており、植樹をシンボルとすることもできます。施設内では整備を極力抑え、本来の生態系に整え、自然の景観を最大限に生かしているところが特徴的です。自然の中に直接埋葬できるので、自然に帰りたいという人々の希望を叶えられます。

まとめ

樹木葬は自然との調和を重視した埋葬方法であり、環境保護や自然回帰を望む方々に選ばれています。それぞれの種類には特徴がありますので、希望するスタイルや立地条件に合わせて選ぶことが大切です。