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用語集:カロート

修先生
こんにちは、山崎石材の代表、山崎修です。
今日は「カロート」についてお話しします。カロートとは、お墓に設置される遺骨を収めるためのスペースや部屋のことを指します。日本では「カロート室」とも呼ばれています。
カロートの役割について詳しく解説しますね。

用語集:カロート

カロートとは

カロートとは、遺骨を収めるためのスペースや部屋のことを指します。日本では「カロート室」とも呼ばれます。カロートの役割は、火葬後の遺骨を安置することです。遺骨は骨壷に納められ、カロートに収納されます。これにより、遺骨が安全に保管され、家族が訪れた際に故人を偲ぶことができます。

カロートは作られる位置によって2種類に分類することが出来ます。

丘カロート 地面より上にあるカロート。地上にあるため湿気が少なく、内部が乾きやすいメリットがあります。
地下カロート 地面より下にあるカロート。地面の下にあるため、お墓のデザインがすっきりした印象になります。

生徒からの質問コーナー

加藤
修先生!カロートがないお墓は存在するの?

はい、カロートがないお墓も存在します。たとえば、合葬墓や共同墓、 樹木葬 などがその例です。これらのタイプのお墓では、遺骨が直接土に埋葬されたり、共同の場所に安置されたりします。カロートがないお墓は、個別に遺骨を収めるスペースが必要ないため、シンプルなデザインや自然との調和を重視する場合に選ばれることがあります。

加藤
修先生!カロートがない場合、合葬墓や共同墓、樹木葬などがその例と勉強しましたが、骨壷や 位牌 はどうなるの?

合葬墓や共同墓、樹木葬などの場合、骨壷は直接土に埋葬されたり、特別な施設に保管されることが一般的です。位牌については、遺族が自宅で管理する場合もあれば、寺院や 納骨堂に安置する場合もあります。これらの方法は、宗教や地域の習慣、家族の希望によって異なります。また、場合によっては、運営がお焚き上げを行うこともありますので、事前に石材店や墓地の運営に確認することをお勧めします。

加藤
修先生!丘カロートと地下カロートはどちらが良いとか悪いとか、どちらが一般的とかありますか?

どちらが良いか悪いか、または一般的かどうかは、一概には言えません。それぞれにメリットとデメリットがあります。

丘カロートのメリットとデメリット
メリット 地面より上にあるため湿気が少なく、内部が乾きやすい。お墓のデザインに高さを加えることで、見栄えが良くなる場合があります。
デメリット 地上にあるため、設置スペースが必要で、風雨の影響を受けやすいことがあります。
地下カロートのメリットとデメリット
メリット 地面の下にあるため、お墓のデザインがすっきりとし、見た目がシンプルになります。風雨の影響を受けにくい。
デメリット 地下にあるため湿気がこもりやすく、内部の湿度管理が必要になる場合があります。

最終的には、家族の希望や墓地の規定、設置場所の条件などを考慮して選ぶことが重要です。どちらのタイプも、適切に管理すれば遺骨を安全に保管できるため、専門家の意見を参考にしながら決定すると良いでしょう。

カロートのデザインは様々ですが、通常は石材で作られ、耐久性があり、長期間遺骨を守ることができるようになっています。カロートのサイズや形状はお墓の種類や設計に応じて異なります。ほとんどのカロートは、床を土のまま残して作られています。これはご遺骨を土へ還すという意味が込められています。

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この記事の監修者

山崎 修
山崎石材 代表
墓石デザインプロデューサー

石一筋135年の石材店が次世代に思いを継ぐ墓づくりを提案 創業135年(2023年現在)、北海道を代表する石材店として滝川市で歴史を刻み「お墓は人生の物語」をテーマに墓石デザインプロデューサーとして、大切な人の想いを未来の家族に届けるお墓づくりを目指します。

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